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【特別賞】ゴトウコンクリート株式会社

業界に新たな風を吹き込む 醸造・貯蔵用コンクリートタンク

国内初の醸造・貯蔵用コンクリートタンクを開発・販売。優れたコストパフォーマンスと、従来の容器とは異なる独自の醸造特性により、ワインをはじめとした醸造食品産業に新たな価値を提供し、業界の更なる発展に貢献する。

企業等データ
設立1978年11月
所在地愛知県豊川市中央通2-13 豊川中央通ビル5F
従業員数63
URLhttps://www.goto-con.co.jp
資本金2,700万円
TEL0533-85-4145
事業者紹介
お客様の“困りごと解決”を優先するものづくり企業

当社は、地域のみなさんが道路を安全・快適に利用するために欠かせない側溝や、擁壁等のコンクリート製品を開発・製造・販売しているメーカーである。目先の利益よりも「お客様のお困りごと解決を優先する」事を意識し、日々様々なニーズに合わせて製品開発をしている。そのため、取り扱い商品のほとんどは自社オリジナルの製品である。

サービスの経緯と目的
国産ワイン産業を支えるための挑戦

弊社代表・松林が、海外で普及が進む「コンクリートタンク」の存在を知り、当時国内でコンクリートタンクを作れる会社が無く、「私たちの技術を活かしてこのコンクリートタンクを自社製造できないか」という想いから、情報を得るために国内のワイナリーを巡りはじめた。その中で、国内ワイナリーの使用している醸造・貯蔵用タンク等の設備はほぼ海外製であることを知り、国内生産の設備を私たちが生み出し、それを使用してもらうことで国産ワイン産業を支えたいと強く感じた。その後、山梨県のあるワイナリー様とご縁を頂き、タンクの開発に関する貴重な助言を得て2021年に「まゆ型コンクリートタンク」が完成・販売するに至った。

サービスの特徴と独自性
日本のワイン醸造に新たな選択肢をもたらすタンク

【特徴】温度変化が少なく、外気の影響を受けづらい為管理し易い/無味無臭なので、素材本来の香りを活かせる/透気性を持ち、緩やかな酸化を促進する/耐用年数は100年以上/まゆ型形状が自然対流を生み出し、内部を撹拌する事で上下の温度差がなくなる/まろやかで飲みやすい味わいに仕上がる。一般的なワイン醸造タンクは「木樽」や「ステンレスタンク」があり、木樽は木の香りがワインに移る、ステンレスタンクは無臭であるものの透気性がないという特徴がある。この点において、まゆ型コンクリートタンクは無臭でありながら透気性があるという両者の中間的な性能を持ち、ワインの新たな風味や味の開発に貢献できるものとして業界に新たな価値を提供している。

サービスの成果・社会や地域に対する影響
日本の醸造文化を支える新たな基盤

発売から4年で全国15社、計27基を納品し、これまでにない発酵醸造・貯蔵用タンクとして日本ワイン産業に新たな価値を提供しつつ、ワイン以外にも日本酒・ビール・醤油など、様々な発酵飲料・食品業界からも注目を頂き、実際にまゆ型コンクリートタンクを試験的に導入頂いている。今後、このまゆ型コンクリートタンクがより多くの事業者に導入され、その実績や使用ノウハウが共有されていくことで、ほかの事業者にとっても刺激や参考となり、新しい手法や独自の醸造スタイルの確立が進むことが期待される。こうした革新の連鎖が業界全体の活性化を促し、日本の醸造文化にさらなる広がりと深みをもたらす契機になると確信している。

コメント

社長・担当者からの一言

今はまだこのコクリートタンクは馴染みのない「特別な存在」かもしれないが、これが「当たり前の選択肢」になるまで、この事業を続けて発酵醸造飲料・食品産業の更なる発展に貢献していく。代表取締役社長 松林秀佳

※このページの情報はすべて2026年1月現在の情報です。