開業時より「子供の笑顔のための保育環境」を突き詰めてきた。企業が安全かつ安心な保育環境を整備するお手伝いをし、社会貢献・従業員貢献という形で会社の企業価値向上に貢献する。また、少子高齢化が進む中、労働人口は減少し、その結果、従来の企業がうまく活用できていなかった女性、特に子育て世代の女性が活躍できる環境の整備が求められてきている。様々な働き方の女性のニーズに合った保育環境を提供するノウハウを蓄積しており、社会復帰を望む女性の要望にそった保育施設を提供し、休職中の女性にも人材不足の会社にも最適なソリューションを提供する。
さらに、「安心できる保育施設を運営する」ことで、この問題を逆に企業の社会的価値向上要因に転換することを目指す。「適切な場に適切な保育環境を整備」することで事業運営の阻害要因となる人材不足の解消や女性従業員の離職抑制を実現する。

名古屋駅の託児所１園のみの運営からスタートしたが、翌年に事業を事業所内保育所に広げ、従業員雇用や園児の募集サポートも行った結果、各園ともに従業員の新規雇用や、１年以内の定員充足を達成している。さらに直近では集客目的の託児スペースの委託運営、保育施設の立ち上げ支援のコンサルティングに事業を拡大。一時保育以外にとどまらない包括的な保育サービスを提供のバリエーションに含めたことで、アプローチできる顧客層が広がり、新規の顧客が増加した。その結果、1期目と比較し直近の3期目では売上が6倍に増加、最終損益も黒字ベースに転換している。

「一時お預かり専用託児所 はないと」では、月に４～５回一般開放を行ない、子育て中のママと実際に話し、子育て支援の機能を果たしている。また現在パート勤務から社会保険加入に移行したスタッフは総勢7名。雇用保険に加入できる水準で働けるようになった女性は現在までに4名。今後も社会保険加入者は増えていく見込みである。社会復帰直後は勤務日数を少なくし、子どもとお母さんをゆっくり社会に順応させていく仕組みや、体調不良の時に休める環境の提供など、それぞれの状況に応じて勤務を調整できる環境が整っている。弊社の従業員が産休中に出産した子どもは、設立3年半で総勢26名になり2カ月に1人、従業員の誰かが出産している計算になる。子育て中の女性にとって、仕事をしながら産んで育てることを選択できる環境が整っている。

利用者目線で作り上げた高品質な保育サービスは、細分化したサービス提供をリクエストされることも増えている。企業主導型保育事業の委託運営の受託はすでに行っているが、今後も積極的に行っていきたい。認可保育園を運営している事業者や公的機関から、サービス向上のためのコンサルティングを依頼されるケースもある。今までの保育所立ち上げ・運営で培ったノウハウをベースに、利用者目線の保育所を、さらに増やしていきたい。
優先度の低い一時保育の地位向上にも、さらに力を入れていきたい。

手厚い保育をありがとうございました。とても楽しく過ごせたようで、はないとさんに預けることができて本当に良かったです。（2019/07）
とても楽しかったようで、「お母さんがまた名古屋に来るときは僕はここの幼稚園にきたいな」と言っておりました。今後ともどうぞよろしくお願いします。（2019/08）